赤珊瑚の宅配買取専門店-さくら鑑定-

さくら鑑定のちょっとうんちく【珊瑚の種類・産地編】

赤珊瑚買取り専門店、さくら鑑定です。今日はちょっとだけアカサンゴについての
うんちく話をしたいと思います^^

赤珊瑚は真珠や琥珀等と一緒で、炭鉱や山中で取れる鉱物とは異なる、有機物質から
生成される宝石です。
動物の一種であるさんごが作り上げる特殊で特別な宝石なのです。
日本は、鉱物などの宝石の産出は世界に比べるとごくごく僅かな産出量ですが、
有機物質由来の宝石に関しては、真珠とともにさんごは日本が世界でも
有数の生産国だということが知られています。
サンゴ自体も日本人には古くから馴染みのある宝石で、
語呂合わせでの産後のお守りとして有名な他、赤珊瑚は還暦のお祝いにも人気です。

その他、昔から祈祷師が魔よけやお守りに使っていた事を考えても、
古くからパワーストーンとしての役割を担っていたことが考えられます。

サンゴ、赤サンゴといっても、さんご自体は腔腸動物で、炭酸カルシウムを
主成分とした骨軸をつくる群体の総称になります。

いわゆる宝石の赤サンゴと、サンゴ礁のサンゴとは異なる種類の生き物ということに
なります。

観賞用珊瑚の赤さんごにも、生成された場所や環境などによって種類が分かれます。
価値も違うので、ここではあかさんごを始めとする珊瑚の種類について考察していきたいと思います。

『日本産のアカサンゴ』

日本産の赤珊瑚は、日本近海の特に土佐湾の水深の深い100メートル以上の海底に
生息しています。

そのまま潮流の流れに向けて広がった扇のように引き上げられた赤珊瑚は、
高値で取引されています。

平均的な枝の太さで取れる日本産のアカサンゴは、8ミリほどの赤玉くらいなのですが、珊瑚自体の裏面に穴跡が多いことが、綺麗な赤珊瑚の希少性を高めています。
このため10ミリ以上の綺麗な赤玉のあかさんごは、本当に価値のある
大変高価なものです。

本来、アカサンゴは産地に限らずに赤黒い色のものをオックスブラッドと呼び、
最高のアカサンゴの呼称になっています。

多くのアカサンゴを扱っている店舗では、独自にカラーグレードを設けて
赤の具合が濃ければ濃いほどに高値で取引されています。

特に日本産のアカサンゴは深海でのびのびと成長しているため、
密度が高く、カラーグレードが多少低くても透明感のある、とても艶やかなアカサンゴであることが多いので、高価な商品になっています。

日本産のあかさんごの見分け方としては、原木の中心に人骨のような
白い色の芯があることです。

そのため引き上げた原木をカットして丸玉を作ることで、二箇所に
白い部分が出てきます。

この特徴は、地中海産のものなどには見られない特徴です。
高価な赤さんごの丸玉はできるだけこの箇所を避けて丸玉を切り出さなくてはならないため、白い箇所のない10ミリ以上の丸玉は、ほとんど不可能に近いと
言われています。

白い箇所の少ない原木やアカサンゴは非常に希少性が高いため、高価で取引されます。

『地中海産アカサンゴ』

アカサンゴの産地として日本以外で有名なのが、地中海沿岸のヨーロッパ各国です。
国名でいうと、イタリア、チュニジア、フランス、アルジェリア、ユーゴ、ギリシャ、スペインです。
アカサンゴ自体を取引業者は、サルディなどと呼んだりするのですが、
これはイタリア半島の島、サルディニアが宝石珊瑚の採取される好漁だったことに
由来するそうです。

日本のアカサンゴの取引業者はアカサンゴのことを胡渡りなどと呼び、
これは胡(ペルシャ)を始めとする西方から伝わったことに由来するそうです。

そのくらい地中海付近は古くからのアカサンゴの漁場として栄えていたのです。
地中海産の珊瑚の特徴としては、日本産のものと比べると比較的浅い海域に
生息しています。

そのため採取率に対して傷や内包物が多く、白濁も多いので廃棄される率が
高くなって環境問題の観点から採取が懸念されています。

しかし、品質的に比較的欠点の少ない80メートル以降の海底で取れた
地中海産のアカサンゴは、研磨した時に日本産にはない色調や
独特のツヤが得られます。

日本産のアカサンゴのように中心に白の部分が見られないことも特徴で、
色ムラも少なく単色のイメージです。
なので、色調の仕上がりは美しく出ることが多いです。

しかしその分、日本産のもののような透明感は無く、大量に水揚げされるので
希少性もそれほどありません。

その分お手軽で割安感は感じやすいものが多いかもしれません。

『桃珊瑚』

日本近海の海で取れる、白に近いピンクの可愛い珊瑚です。
あまり希少性はなく、大きく育つことからブローチペンダントなどに
使われていましたが、近年イタリアでの人気が沸騰し、価格が倍以上に
跳ね上がりました。

『白珊瑚』

日本でも沖縄近海で取れる宝石珊瑚です。
象牙に近い柔らかい発色が特徴的で、純白のものはとても貴重です。
最近はほとんど採取されておらず、流通もされていないので、
ほとんど伝説的な宝石になってきてしまっています。

『黒珊瑚』

他の宝飾珊瑚とは違い、日本では採取されず輸入も法令で禁止されています。
現在日本の市場に流通しているものは規正前の輸入品ですので、
これも伝説的な珊瑚です。

さくら鑑定では赤珊瑚の買取を店舗・宅配にて行っております。

手放したい赤珊瑚がございましたら、専門の鑑定士のいるさくら鑑定にお任せください!

 

宅配買取りに関するご質問・お申し込みは0120-930-937

買取り方法の説明はコチラ

LINE査定をご利用の方はコチラ