珊瑚は古くから宝石や装飾物としても親しまれています。
仏教における七宝のひとつでもありますし、3月の誕生石としても有名です。
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『日本国産の赤珊瑚は質が高い』
日本でとれる赤珊瑚はサイズは大きくないものの、大変質の良いサンゴが採れることで
世界中から注目を集めています。
赤珊瑚の中でもとりわけ色が濃くて美しいものが血赤珊瑚と呼ばれています。
実はこの血赤珊瑚は、日本近海でしか採れません。
小笠原列島や五島列島、奄美や沖縄、宮古島周辺に生息しています。
赤珊瑚自体は日本近海だけでなく、地中海周辺などでも採れますが、各国で採取できることから、あまり価値は高くありませんし、血赤珊瑚となると限られた地域でしか採れないのです。
その血赤珊瑚は、他の珊瑚と比べても価値が高く、高価で取引されています。
『なぜ血赤珊瑚の価値は高いのか?』
では何故、血赤珊瑚は他の珊瑚に比べて、そんなに価値が高いのでしょうか。
まず、血赤珊瑚は繰り返しになりすが、日本近海でしか採れないものです。
それに加えて日本国内では赤珊瑚そのものが減り続けており、
1988年に国家一級重点保護動物に指定されています。
基本的には日本の法律上では、1988年以降は赤珊瑚は採れないことになっています。
そうなると流通量が減り、価値が上がるのは当然ですが、そこに特に追い討ちを掛けたのが
東日本大震災です。
震災前から赤珊瑚の減少が叫ばれていた中で東日本大震災が発災してしまいました。
大震災の影響で、珊瑚の流通が減少し、供給が減ることにより、海外市場、
その中でも中国市場で流通不足となり、価格が高騰してしまいました。
『中国などのアジアでも大人気』
特に中国や台湾の富裕層の間では絶大な人気を誇る赤珊瑚。
中国などでは、赤色は縁起の良い色とされており、濃い赤色の珊瑚は
特に人気だそうです。
今や中国市場での血赤珊瑚の価格は日本国内の数倍だとか。
そうした経緯から、赤珊瑚自体が希少価値となり、その中でも最も価値があるとされる血赤珊瑚はさらに希少価値が高まり、そこに中国富裕層の存在も相まって、高価になりつつあります。
それと、珊瑚はそもそも成長するまでに100年掛かるとも言われており、
また養殖することも困難な生物であることも希少価値の高まってしまう理由です。
また、原木の状態でも十分に価値はあるのですが、幹の太い部分を
丸く加工したものはさらに価値が高まります。
中でも10mm以上の血赤珊瑚は滅多に採れないため、最高ランクに位置付けされます。
もしもご自宅に血赤珊瑚の装飾品などが眠っていたら、
査定に出せば思いもしないような高値が付く可能性は十分にあります。
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