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【高価買取】赤珊瑚のネックレス

あけましておめでとうございます。赤珊瑚買取専門店さくら鑑定です!
年が明けて久しい中、去年に引き続きやり残したことはございませんか?
大掃除で出てきた時計・宝石・貴金属類の鑑定なら
さくら鑑定にお任せください!

幅広い品目の鑑定に実績がある当店では、専門スタッフが
丁寧に査定・鑑定のご説明を致します。
店舗まで直接いらっしゃる時間が無い…とお悩みの方には
便利な宅配買取がおススメです。

依頼品を店舗まで送った後は自宅にいるだけで買取の査定から
入金まで何もしなくとも終わってしまうのが宅配買取の良い所。
処分をお考えの品物をお持ちであれば、ぜひお気軽にお送りください!

今回買い取らせていただいたのは赤珊瑚のネックレス。
細かな枝状の赤珊瑚を繋げた輪を重ねた豪華な一品です。
繋ぎの金具には装飾が施され、ここにもアクセントに
丸玉の赤珊瑚が使われています。パーティーなどで
胸元を華麗に彩り、注目を集めることでしょう。

●エスニックな赤珊瑚ジュエリー

今回買い取らせていただいたこちらの赤珊瑚、
連なっている小さな赤珊瑚の大きさが不揃いであることで、
アクセサリーの個性が増し、エスニックな印象が強くなっています。

こちらのネックレスのような、エスニック感のある赤珊瑚の
装飾品も多く出回っています。
中でも代表的なものがインディアンジュエリーです。
インディアンジュエリーはその名の通りアメリカ先住民
であるインディアンの伝統的な技法や意匠を用いた装飾品です。

素材の形や色を生かし、銀細工と組み合わせることの多い
これらの装飾品は、他のデザインとはまた違った独特の
世界観を持ち、男女問わず世界中の人々に身につけられています。

インディアンジュエリーにはターコイズやオニキスが
使われることが多いですが、赤珊瑚も素材として高い人気を誇っています。
赤珊瑚の特徴である発色の強い赤色がアクセサリーとして
存在感があると同時に災難から身を守るお守りとしての役割も
考えられています。

●赤珊瑚の人気

赤珊瑚は昔から人気のある宝石です。
八放珊瑚という硬さのある珊瑚の一種が成長したものを採取し
加工することで、他の宝石に類を見ない独特の
強い赤色を引き出しています。

赤珊瑚の人気は今なお衰えることを知りませんが、
近年ではとくに中国近辺での需要が高くなっています

中国では赤い色は幸福を呼ぶと言われており、
加えて赤珊瑚自体も高価な縁起物とされているため昨今の
日本以上にその価値が高く考えられています。
そして日本のように赤珊瑚を持つことはステータスの証でもあるため
近年の景気上昇に伴い中国からの赤珊瑚の需要は上がり続けています。

反面、珊瑚の採取ができる環境は年々少なくなってきており
環境保護の観点から採取量の規制もより厳しくなっています。

つまるところ需要はあっても市場に出回る新品の赤珊瑚は
極度に制限されている状態のため、つられて中古品の珊瑚の
値上がりもひじょうに激しくなっており、
不要な赤珊瑚を売るなら今しかないとも言える
最大のチャンスが到来しています。

●宅配買取はこんなに便利

赤珊瑚の買取をお考えであれば、宅配買取サービスのご利用がおすすめです。

お店に持ち込む場合は時間を作ってその場で鑑定してもらうのが
一般的ですが、宅配買取であれば自宅にいながら全国各地の
どこからでも赤珊瑚を持ち込むことができ、査定後のやりとりも
スムーズに終わります。

このほかインターネットをつかって個人的に売買する方法もありますが、
買取専門の業者にお願いすれば適切な査定をしてもらえ、
より高い金額で買い取ってもらえる場合が多いです。
宅配での買取サービスを利用すれば、店舗に行かなくとも
査定から入金までの流れをスムーズに進めてもらえます。

お品物単品だけでも一定の買取額は保障されますが、
傷や凹みが無く、購入年月や生産地の分かる証明書などが
一緒にあれば貰える金額が上乗せされますので

まずはお気軽に買取業者へご相談ください。

●赤珊瑚の買取査定

赤珊瑚自体の査定基準は、色・大きさ・付属品 の3点です。
色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、
赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

現在の一番人気は、「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。
ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

赤珊瑚の色や形のほかにケースや保証書、産地証明書などが付属されていれば、
買取価格は大きく変わります。
日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので、
赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、ぜひ産地をご確認ください。

●買取について

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

宅配買取のご案内はこちら

玉ルースの赤珊瑚を買取しました

赤珊瑚買取専門店さくら鑑定です!
クリスマスや年の瀬が近づき、忘年会やパーティーに
お呼ばれする機会の多い時期となってまいりました。
ケースに入れたままの赤珊瑚をお持ちでしたら
今年の宴席に身につけていってみてはいかがでしょうか。
赤珊瑚の上品な色合いが装いに華やかな彩りを加えること間違いなしです。

装いの雰囲気に合わない、身につけた後のお手入れが面倒…と思う方は
思い切って売却するのも選択の一つだと思います。
その際はさくら鑑定へ赤珊瑚をお持ち込みください!
さくら鑑定では実店舗はもちろん宅配サービスでの鑑定・買取も承っており、
経験豊富な専門スタッフがその知識を持って鑑定にあたらせていただきます。

今回買い取りしました玉ルースの赤珊瑚も、納得のいく査定額が提案でき、
お客様には大変ご満足いただけました上での交渉成立となりました。

●赤珊瑚の歴史

日本や中国、インドなどの仏教圏では赤珊瑚は仏教の七つの宝の
一つとされてきたため大変貴重な宝物、富の象徴として
扱われてきました。

お守りにも用いられ、ウズベキスタンやタジキスタンなどの中央アジア圏、
ネパールやチベットなどからも赤珊瑚がはめ込まれた経典入れや数珠、
祭具などが見つかっています。
いずれの赤珊瑚も地中海沿岸で採れたもので、日本ではギリシャ(胡)から
渡ってきた「胡渡(こわたり)」と呼ばれていました。

日本への赤珊瑚の輸出ルートはギリシャ方面から出発し、
上記のような中央アジア諸国から中国を経由して到着していた
と考えられています。江戸時代の縁起絵に描かれていた宝船にも
小判や米俵に混ざって赤珊瑚があしらわれていたり、大名家への
献上品や将軍家の嫁入り道具などに赤珊瑚が使われていたことからも
赤珊瑚が価値の高い貴重な宝石として認められていたことが分かります。

日本でも赤珊瑚は女性を守ると言われており、年頃の娘の良縁や
安産祈願、無病息災などにご利益があるとされていました。
このことから、赤珊瑚を母から娘へ贈り、贈られた娘に女の子が産まれれば
またその子どもに…と赤珊瑚を代々受け継ぐことで娘の幸せを願う
風習がありました。

●近年の赤珊瑚

赤珊瑚の人気は今なお衰えることを知りませんが、
近年ではとくに中国近辺での需要が高くなっています

中国では赤い色は幸福を呼ぶと言われており、
加えて赤珊瑚自体も高価な縁起物とされているため昨今の
日本以上にその価値が高く考えられています。
そして日本のように赤珊瑚を持つことはステータスの証でもあるため
、近年の景気上昇に伴い中国からの赤珊瑚の需要は上がり続けています。

反面、珊瑚の採取ができる環境は年々少なくなってきており
環境保護の観点から採取量の規制もより厳しくなっています。

つまるところ需要はあっても市場に出回る新品の赤珊瑚は
極度に制限されている状態のため、つられて中古品の珊瑚の
値上がりもひじょうに激しくなっており、
不要な赤珊瑚を売るなら今しかないとも言える
最大のチャンスが到来しています。

●宅配買取はこんなに便利

赤珊瑚の買取をお考えであれば、宅配買取サービスのご利用がおすすめです。

お店に持ち込む場合は時間を作ってその場で鑑定してもらうのが
一般的ですが、宅配買取であれば自宅にいながら全国各地の
どこからでも赤珊瑚を持ち込むことができ、査定後のやりとりも
スムーズに終わります。

このほかインターネットをつかって個人的に売買する方法もありますが、
買取専門の業者にお願いすれば適切な査定をしてもらえ、
より高い金額で買い取ってもらえる場合が多いです。
宅配での買取サービスを利用すれば、店舗に行かなくとも
査定から入金までの流れをスムーズに進めてもらえます。

お品物単品だけでも一定の買取額は保障されますが、
傷や凹みが無く、購入年月や生産地の分かる証明書などが
一緒にあれば貰える金額が上乗せされますので

まずはお気軽に買取業者へご相談ください。

●赤珊瑚の買取査定

赤珊瑚自体の査定基準は、色・大きさ・付属品 の3点です。
色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、
赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

現在の一番人気は、「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。
ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

赤珊瑚の色や形のほかにケースや保証書、産地証明書などが付属されていれば、
買取価格は大きく変わります。
日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので、
赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、ぜひ産地をご確認ください。

●買取について

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

宅配買取のご案内はこちら

【鑑別書付】赤珊瑚の原木を買い取りました

赤珊瑚買取り専門サイト、さくら鑑定です。
年末も近づき、箪笥の中を仕分けする機会の多くなる
季節かと思われます。

さくら鑑定では赤珊瑚のネックレスや指輪のほか、
工芸品や観賞用などの買取もお持ちしております!

 

今回買い取りさせていただいたのは赤珊瑚の原木。
珊瑚の形をそのままに研磨して色艶を引き出しています。

血赤珊瑚と呼ばれる最高級の赤色で、ご一緒にお持ちいただいた
鑑別書もあり産地や品質の証明も確かなものでしたので、
高額での買取ができました。

艶やかに色めいて保存状態も良好。
原木のまま鑑賞するのも楽しみ方のひとつですが、
ペンダントヘッドなど加 工して赤珊瑚を身につけて楽しむにも
手頃な大きさです。

●珊瑚の原木採取について

珊瑚は人間の手の届かない水深500m以上の深い海の底に生息しており
採取するためには無人潜水ロボットを使います。
この際に遠隔操作のロボットが珊瑚を手荒に扱い傷つけてしまうことが
多く、赤珊瑚の原木の美しい形を保ったままの採取はひじょうに難しいです。

そのような状況の中、傷も欠損も無く採取され表面を磨かれた珊瑚は
幸運を呼ぶ象徴、富の証明にもふさわしく日本や中国で
高い人気を誇っています。

●珊瑚の産地について〜日本産赤珊瑚

今回買い取らせていただいた血赤珊瑚は限られた
条件下でしか生まれない、珊瑚の中でも希少なもの。
程よい陽当たりと海水に含まれた豊富な栄養、
それらを運ぶ海流のどれもが絶妙に揃った環境にのみ生まれる
奇跡に近い代物なのです。

日本の近海ではその条件が整った珊瑚の生息海域が多く、
また採取の歴史も浅いため赤珊瑚に恵まれています。

中でも高知県沖はこの日本の赤珊瑚が採れる海域の中でも
大きな潮の流れが変わる特殊な海域となっており、
とくに素晴らしい赤珊瑚がとれることで有名です。

フィリピン東海岸から始まる世界最大の暖流、黒潮が
四国から張り出した日本の陸地の延長に連なる海底に接触し、
毎秒 5,000 万 t もの海水が流れ複雑な水の流れを生み出しています。

この水流によって、海底付近の深層水と四国の山林から運ばれた
清流が混ぜ合わされることで豊富な栄養素を含んだ海水が出来上がります。

高知県沖の他にも小笠原列島や五島列島、奄美諸島や沖縄・宮古島の周辺で
大きさ・色ともに質の高い珊瑚が採取されます。

買取査定でも、日本産赤珊瑚である証明ができるものがあれば
より高い査定額で取引ができます。

●珊瑚の産地について〜地中海産赤珊瑚

日本産赤珊瑚に並んで世界的に有名なのが、地中海産の赤珊瑚です。

地中海は宝石珊瑚の発祥地とされ、古くから赤珊瑚の生息地が
多数確認されています。
記録によると旧石器時代の2万5千年前に赤珊瑚の漁場が発見され、
5千年前にはシチリア島近辺にて本格的な珊瑚漁が始まったとされています。

地中海産の赤珊瑚(ベニサンゴ)は水深20から90メートル程度に生息し、
日本産の赤珊瑚に比べて成長スピードが早いことが特徴の一つです。
このため漁師による素潜り漁での採取もさほど難しくなく行えるため、
イタリア近海では立派な漁業産業として早くから確立していました。

日本産ほどの大きさは地中海産の赤珊瑚には中々ありませんが、
珊瑚の大きさや色にムラがなく統一感がありました。
この均一さを利用して、地中海の赤珊瑚はビーズ玉などに加工され、
主要な交易品の一つとしてイタリア近海の経済を支えていました。

●赤珊瑚のターニングポイント

長い時代に栄華を誇っていた地中海の赤珊瑚も19世紀頃には
残量も乏しくなり、危機感を抱いたイタリアの珊瑚商人は
新産地を求めてはるか遠くの日本まで足を運びました。

ここで始めて、地中海で採れるベニサンゴよりも上質な
日本近海の赤珊瑚が発見され珊瑚商人の間に知れ渡ることとなりました。

以降はご存知の通り、日本近海の、とくに高知県沖で採れる赤珊瑚の
品質の良さが世界的に認知され各国のディーラーがこぞって
日本の赤珊瑚を求めています。

このような背景から、日本産の赤珊瑚には人気が集まり
鑑別書による産地証明があるだけで珊瑚の値段はより高まるのです。

●赤珊瑚の取り扱いについて

珊瑚は人の歯や大理石と同じくらいの硬さを持ち、
特有の柔らかさがあるため手荒に扱えば簡単に欠けてしまいます。

また、デリケートな珊瑚は長い時間人の汗などの酸性や高温の空気
にさらされ続けると色が抜け、最悪の場合溶けてしまいます。

赤珊瑚を身につけた後は柔らかい布で優しく拭うだけでも、
その輝きをさらに長持ちさせることができます。

といっても、毎回いつでもお手入れが出来る余裕があるとは限りませんし、
段々と箪笥の奥の方に赤珊瑚を追いやってしまっていた…

といった方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には赤珊瑚の買取をおすすめしています。
貴重な赤珊瑚を飾りもせず、身につけもしないで眠らせたままに
しておくのはあまりに勿体ない。
昨今の環境問題の懸念から赤珊瑚の採取量が少なくなりつつある現在、
市場での需要は逆に上がり続けています。
このような状況の中、中古市場でも赤珊瑚の価値は上がり続けており
今が赤珊瑚の売り時といっても過言ではないのです。

●買取について

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

宅配買取のご案内はこちら

高知の珊瑚は良い珊瑚 ~高知県産赤珊瑚の魅力~

宝石業界で現在とくに注目されている赤珊瑚。

近年の規制や国際状況から需要が更に高まり、

市場価格の上昇は留まることを知りません。

その赤珊瑚の中でもとりわけ人気なのが、高知県産の赤珊瑚です。

人気の秘密を、珊瑚の生態などもふまえてご説明します。

●日本の赤珊瑚の歴史

古来より日本や中国では、赤珊瑚は

ヒスイや真珠とともに福を呼ぶお守りとして扱われていました。

日本近海に赤珊瑚が生息していることは知られておらず、

海外から輸入される赤珊瑚を国内で装飾品に加工していました。

しかし、18世紀初頭の江戸時代末期に

高知県沖で赤珊瑚の採取地が発見されると、

日本の赤珊瑚の品質の高さに驚いたヨーロッパの商人が

こぞって買い求めるようになりました。

黒潮がもたらした理想的な生息環境

なぜ、高知県産の赤珊瑚は高品質なのでしょうか。

それは赤珊瑚を育てる環境に理由があります。

珊瑚が生息できる環境の条件は、冬季の月間平均水温が

18℃前後であることだと言われています。

日本の周辺海域でこの条件に当てはまるのは、

四国の足摺岬周辺から沖縄県までの太平洋沿岸、

長崎県から鹿児島県にかけての日本海沿岸、小笠原諸島近辺などです。

この日本の赤珊瑚が採れる海域の中でも、

高知県沖は黒潮の流れが変わる特殊な海域となっています。

フィリピン東海岸から始まる黒潮は、世界最大の暖流です。

海流の幅は100km にも及び、毎秒 5,000 t もの海水が流れています。

大量の海水がとてつもない勢いで方向転換するために、

四国近海の海底では複雑な水の流れが生まれます。

この水流によって、海底付近の深層水と

四国の山林から流れてきた川の水が混ぜ合わされることで、

高知県沖の海水はひじょうに養分の多い、

赤珊瑚の生育にとってこれ以上ない快適な環境となっています。

世界的にみても、高知県沖のような珊瑚にとって理想的な生息地はありません。

かつては地中海も環境に恵まれた赤珊瑚の一大産地でしたが、

乱獲が進んで今の産出量は他の産地と比べても微々たるものです。

また、日本近海に生息する珊瑚とは種類が異なるため、

地中海の珊瑚には高知県産の赤珊瑚のような

濃密で鮮やかな色味を持つものは極めて少ないです。


ビンテージ品の再評価

赤珊瑚の需要とは反対に、環境保護のための採取量規制などにより

市場への供給量は縮小しています。

こうした傾向の中で注目されているのが、ビンテージ品の赤珊瑚です。

古い時代の赤珊瑚のほうが大ぶりで濃い色味のものが多く見うけられ、

思いのほか高い金額で買い取ってもらえた場合がしばしばあります。

赤珊瑚を彩る土台や地金の細工にも当時の技術や美意識が詰まっており、

これもまた高く査定できるポイントの一つとなっています。


買取実績例

実際に、さくら鑑定で買取した赤珊瑚を三件ほどご紹介いたします。

買取実績① 指輪

赤珊瑚の指輪です。

これだけ鮮やかな色の赤珊瑚となると、指輪大の大きさでも高額で取引されます。

台座に施された装飾も見事です。

より詳しく読む

 

買取実績② ブローチ
赤珊瑚が華やかなアクセントとなり、

ブローチの高級感を引き立てています。

より詳しく読む

 

 

 

買取実績③ イヤリング

蝶の羽を模した台座に彩られた赤珊瑚のイヤリングです。

普段使いはもちろん、祝いの席やちょっとしたパーティーなど様々なシーンの服装に合わせて耳元を上品に彩ります。

より詳しく読む


買取のポイント

 

赤珊瑚自体の査定基準は 色・大きさ・付属品 の3点です。

色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、

赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

現在の一番人気は、「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。

ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

「フ」という模様が浮き出ている赤珊瑚は、かつては敬遠されていましたが、

今では赤色に入るアクセントとして好まれ、

日本近海で採れた天然物であることの証明にもなっています。

大きいものや形の整っているものも高評価になります。

傷や凹みのないものが好まれるのは以前から変わっていませんが、

近年では「くずし珊瑚」という天然の穴を生かした変り種の赤珊瑚も

注目されるようになってきました。

色と形の2点のほかにケースや保証書、産地証明書などが付属されていれば、

買取価格は大きく変わります。

日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので、

赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、産地を確認してみてください。


さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

専門知識の豊富なスタッフが全国各地からご依頼いただいた宝石珊瑚を鑑定し、

適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

宝石珊瑚のほかにも貴金属や高級時計、高級スピーカーや各種酒類など多様な品目が鑑定可能です。

売却をお考えの方はぜひ一度、お品物をさくら鑑定にお気軽にご送付ください。

宅配査定サービスはこちらから

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地中海産 赤珊瑚~女性を彩る「天使の肌」~

宝石珊瑚といえば日本産の赤珊瑚が有名です。

しかし、歴史の長さでは地中海産の赤珊瑚に敵うものはないでしょう。
遥か昔からその価値を認められ、今なお評価の高まる地中海赤珊瑚の魅力をご紹介いたします。

●地中海産赤珊瑚の特徴

地中海の赤珊瑚は、フランスのニースや
イタリアのサルディニアで主に産出されています。

小粒揃いで色ムラが無いため、真珠のネックレスやブレスレットのように
球状に形や大きさを揃えて連ねたアクセサリーに加工されることが多いです。

日本産の血赤珊瑚のように濃い赤色のものは少ないですが、
サーモンピンクやオレンジレッドといった柔らかい色ものが多く、
普段使いのしやすい装飾品として女性の間で人気となっています。

●地中海の珊瑚の歴史

ヨーロッパでは遥か昔から珊瑚が人の生活に密接に関わっていました。

最古の赤珊瑚としては、ドイツで出土した2億5千万年前のものが確認されています。
ギリシャやローマ時代には、西のエジプトや、東のトルコ・アジア方面へ向けた
交易品に赤珊瑚のビーズ玉が含まれていた記録が残っています。

赤珊瑚の持つ強い赤色に古代の人々は神秘性を感じ、ギリシャ神話では
メデューサが英雄ペルセウスに切られた時に流れた血から赤珊瑚が生まれたとされ、
民間の伝承では海の中では植物だが、空気に触れると石に変わる
「石の植物」であると信じられていたそうです。

このような逸話から、赤珊瑚は人知を越えた力を持つとして
装飾品というより、女性に生命力と幸運を授けるお守りとして用いられてきました。

●社交界に華を添える赤珊瑚

実際に、珊瑚の持つ独特の暖かな色合いには
女性の肌にほんのりと赤みを加え若々しくみせる効果があります。
また、人の歯と同じ位の硬さのため、鉱物を磨いてできた宝石には無い柔らかな光沢感があります。

このため、19世紀になると宝石珊瑚のアクセサリーはヨーロッパの社交界で重宝されるようになりました。
19世紀前半には褐色の髪色にアイボリーホワイトや
黒地のドレスを合わせるモノトーン調のスタイルが流行していたため、
強い赤色やオレンジ色の珊瑚がドレスの落ち着いた色合いにアクセントを加えました。

19世紀の終わりからは、アールヌーボー様式が流行り始め
「ポーダンジュ」と呼ばれる色味の薄い珊瑚が人気となりました。

ポーダンジュは「エンジェルスキン」とも呼ばれ、サーモンピンクや
オレンジピンクに色づいたものを指しています。
オフホワイトのドレスに合わせてより柔らかな雰囲気を後押ししたり、
異国風の柄物にさりげなく華を添えたりするなどして
赤珊瑚はいつの時代でも女性の美しさを演出してきました。

(19世紀頃のヨーロッパの女性のファッション)

●年代物ほど価値がある

現在、赤珊瑚の乱獲が進み採取量の規制などから
市場への供給量は年々少なくなっており、天然赤珊瑚の価値は高まる一方です。
加えて、中国・台湾近辺にて元からあった赤珊瑚の人気がさらに拡大してきているため、
今後も赤珊瑚の需要はますます増えていくと予想されます。

そこで注目されているのが、アンティークやビンテージ品の赤珊瑚です。

赤珊瑚の、それも地中海産のものというだけでも価値がありますが、
アンティークジュエリーとしての価値も加わるため、
年月を経た赤珊瑚のアクセサリーは更に評価が上がります。

箪笥の奥で見つけた赤珊瑚を鑑定してもらうと、
驚くほどの値段がついた、という話は少なくありません。

●赤珊瑚の売却は買取専門店へ

一般的には1920年代以前の品物をアンティーク品と呼ぶそうですが、
この年代以降であっても作られた年代や素材などから判定される価値は上下します。

どんなポイントが評価されるかは専門的な知識がなければ分かりませんので、
処分を考えている方には、買取専門店での鑑定や査定をおすすめしています。

インターネットをつかって個人的に売買する方が気軽ではありますが、
買取専門の業者にお願いすれば適切な査定をしてもらえ、
より高い金額で買い取ってもらえる場合が多いです。

宅配での買取サービスを利用すれば、店舗に行かなくとも
査定から入金までの流れをスムーズに進めてもらえます。
お品物単品だけでも一定の買取額は保障されますが、
傷や凹みが無く、購入年月や生産地の分かる証明書などが
一緒にあれば貰える金額が上乗せされますので
まずはお気軽に買取業者へご相談ください。

●買取・鑑定はさくら鑑定へ

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定・鑑定には高評価をいただいております。

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。
宝石珊瑚のほか、貴金属や高級時計、高級スピーカーや
各種酒類など多様な品目が鑑定可能です。

売却をお考えの方はぜひ一度、お品物を
さくら鑑定にご送付ください。

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広島県の広島駅近くには直営店舗もございます。
お近くの方はお気軽にお立ち寄りください。

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買取依頼の前に知っておきたい赤珊瑚のこと

近年ますます注目される赤珊瑚。

なぜその価値が高まり続けているのか、

高評価のポイントを交えてご紹介いたします。

●珊瑚と人のかかわり

珊瑚の種類は約31種あり、すべて温暖な気候の海域に生息しています。

限られた環境でしか生きられず、さらにゆっくりと成長するため

その希少価値は年々上がり続けています。

なかでも赤珊瑚はとくに希少性が高く、古くから珍重されてきました。

人と珊瑚の歴史はギリシャ・ローマ時代にまで遡り

赤珊瑚の伝説が残っていたり、

地中海で採取した珊瑚をビーズ製品として加工、輸出されていた記録が確認されてます

 

日本では19世紀後半、江戸時代末期の頃に高知県沖でサンゴ漁が始まりました

絶滅寸前だった地中海の珊瑚に代わり、ヨーロッパで高値で取引されました。

現在も高知県沖や、小笠原列島、五島列島、奄美、沖縄、宮古島周辺の九州沖近辺

でサンゴ漁が行われており、水深100m~300mの海底から引き上げて採取します。

 

●今なお上がる市場価値

現在でもその価値は衰えず、加工前の宝石サンゴの価格は2017年時点

1kg100万円以上、これは2011年の取引価格とべても5割以上高くなっています。

 

もともと需要が高かった中国・台湾の好景気に伴い、

さらに多くの人が赤珊瑚を求めるようになったこと、

また、環境保護の観点から2008年より取引規制が始まったこともあり、

今後も赤珊瑚の価値はますます上昇することが予想されます

 

●納得の日本産赤珊瑚―― 地中海との違い

日本の近海で採れる珊瑚は色・大きさともに品質が高く、高値で取引されています。

「フ」と呼ばれる人間の骨のような筋が日本産の珊瑚が持つ特徴で、

珊瑚の色合いを損なうのであまり喜ばれるものではありませんが、

他の海域で採れた珊瑚と日本産のものを識別するポイントにもなっています。

日本産珊瑚と双璧をなすのが、地中海の珊瑚です。

地中海産珊瑚は色ムラが少なく、加工後の仕上がり綺麗な点が大きな特長であり、

日本産よりもやや明るい色味のものが多いです。

 

難点としては、他の産地の珊瑚よりも材質が柔らかく、内部の傷や、内包物が

白濁として見られてしまったり傷穴が多いという点があります。

地中海珊瑚の原木の高さは20~30cmほどで、

枝の直径は10~15mmと、他の珊瑚に比べると小ぶりです。

そのため、装飾用に加工すると6mm前後の大きさとなります

 

単一な色調と小ぶりなことから、ブレスレットなどのように粒を束ねた

アクセサリーに利用される場合が多いです。

 

●高品質の珊瑚とは

宝石珊瑚の品質基準は「色」、「大きさ」、そして「傷や凹みがないこと」です。

ただし、傷や凹みがあっても産地証明や外箱などの付属品があれば価値は変動しますので、

買取を希望される場合は信頼のおける所で鑑定してもらうことをお勧めします。

 

●色による人気の違い

日本産珊瑚のうち、最も人気があるのは赤珊瑚です。

日本、中国、台湾の三ヶ国でとくに珍重されています。

色調が深いほどその価値まり、

最も深みのある、最高級の赤はオックスブラッドやトサ、血赤珊瑚と呼ばれています。

 

赤色はもともと台湾や中国で福を呼ぶ色として富裕層に人気が高い色です

近年の2国の発展に伴い赤珊瑚の高騰が激しく、

日本の海域では赤珊瑚の大規模密漁が問題視されています

 

●形と大きさの希少性

宝石珊瑚の成型球体をした丸玉型のカットが最も人気です

指輪やネックレス、ブローチなど様々な宝飾品に使われます。

血赤珊瑚の原木の根本付近の直径は平均でわずか3cmほどの大きさです

これくらいの枝の太さであれば8mmまでの丸玉が作れます。

 

珊瑚の成長スピードは1年で約0.15㎜とひじょうに遅く、

この8mm丸玉が作れる大きさになるだけでも約200年の時間がかかります。

そのため10mm以上の綺麗な丸玉ともなると大変希少価値が高く、買取額も高額となります。

 

●水と酸は禁物!珊瑚のお手入れポイント

生物由来の宝石である珊瑚は日頃のケアも大切です。

天然物であることともに日頃の手入れ具合も大きく評価に関わります。

いくら希少価値の高い珊瑚であっても、

人工的な傷や汚れはその価値を一気に下げてしまいます。

しかも、天然珊瑚は一度変色してしまうと元に戻すことはできません。

珊瑚の主成分は「炭酸カルシウム」という成分で、水と酸が大敵です。

人間の汗や、果汁、お酢がかかると珊瑚が溶けてしまう場合があります

 

着用後は柔らかい布で優しく表面を拭い、保管の際は

ジップロック等の密封できるビニール袋に入れて

空気にさらさないようにすると、傷や風化から珊瑚を守ることができます。

さくら鑑定では、赤珊瑚の買取りを宅配にて行っております。
専門のスタッフが常在し、ひとつひとつ丁寧に査定をいたします。
証明書・外箱などの付属品がなくても喜んで買取りいたします!
宅配買取りですので、日本全国どこからでも承ります。
お気軽にご利用くださいませ。