ペンダント

●ペンダントについて

 

ペンダントは、首飾りの種類の一つです。

 

同じく首飾りの一つであるネックレスとよく混同されていますが、
厳密にはネックレスは「首を飾るチェーンまたは紐状のもの」を示し
ペンダントは「チェーンの先端に飾りがついた首飾り」のことを指します。

 

人によっては首飾りのことをまとめてネックレスと呼び、
分類上はペンダントだとしてもネックレスと呼ばれることが多いです。

 

チェーンの先につける飾りは「ペンダントトップ」、
「ペンダントヘッド」、「チャーム」などと呼ばれ様々なデザインがあります。

 

また、チョーカーもネックレスの一つですが、これは
首にぴったりと巻き付けるくらいの短いチェーンやリボンなどを
用いたものを示しており、チェーンの長さでネックレスと呼び方が分けられています。

●モチーフの意味

 

ペンダントトップに使われるモチーフには様々なデザインと意味があります。

 

<ハート>
ハートは最も人気の高いモチーフの一つで、心臓、愛、感情を象徴しています。
この他にも「恋愛の成就」「幸福な結婚」といった人間関係を親密にする
意味があり、 片思いの成就や、恋愛を長続きさせたい場合に身につけると
良いとされています。

 

<クローバー>
幸運を運ぶと言われるモチーフの中でも、
最もよく知られているものが四つ葉のクローバーです。
4つの葉でそれぞれ愛・健康・富・名声を示し、これらが揃うこと
による幸運の訪れを願っています。
幸運を呼び込むモチーフとして、性別年齢を問わずギフトなどにもおすすめです。

 

<馬蹄>
馬蹄(ホースシュー)はヨーロッパでは定番の幸運モチーフです。
馬蹄の形が幸運を呼び込んで引き留めると言われています。
また、ヨーロッパには玄関に馬蹄を打ち付けて厄除けとする
風習もあり、魔除けの意味もあります。

 

<クロス(十字架)>
クロスモチーフは身につける性別を選ばないことから
男女ともに人気が高く、チョーカーからロングネックレスまで
様々な長さのネックレスに合わせることができます。

 

また、十字の形は土・水・火・風の4元素を表しており、
身に着ける人を災いから守ると言われています。

 

<花>
花モチーフは「幸せ」や「愛情」、「美しさ」を象徴し
女性らしさをアップさせるといわれています。
また、百合や薔薇、カメリアなど花の種類によって
それぞれ異なる意味があり、花言葉などの意味もふまえて
花モチーフの首飾りを贈ると、相手にとって印象深い贈り物になるかもしれません。

 

●赤珊瑚のペンダント

 

赤珊瑚のペンダントは他の素材には無い発色の強い赤色が特徴で、
小さなビーズやドロップ型に整えられた赤珊瑚を使った
小さめのペンダントヘッドのものが人気です。

 

赤珊瑚の赤色は女性の肌を若々しく見せるほか、
お守りとしての謂れもあるので贈り物としても人気があります。

 

珍しく価値も高いのは血赤と呼ばれる濃く赤黒い色のものですが、
欧米でポーダンジュ(天使の肌)と呼ばれる薄いピンク色の
珊瑚を使ったアクセサリーも多いです。
また、柔らかなオレンジ色の珊瑚もカジュアルな服装に合わせやすく、人気があります。

 

●お手入れの注意点

 

ペンダントは直接肌に触れるアクセサリーのため、日々の手入れは欠かせません。
とくに赤珊瑚は主な成分が炭酸カルシウムのため、人間の汗やプールの塩素
といった酸性に弱く、注意が必要です。

 

また、人の歯と同じくらいの硬さですので鉱物からできた宝石よりも
傷つきやすいほか、空気に晒しているだけでも劣化していきます。
このため着用後には柔らかい布で優しく拭い、密閉できる容器に
入れて保存できると赤珊瑚の美しさを保つことができます。

 

まとめると、赤珊瑚を大切にするためには

 

①酸性の液体に近づけない
②着用後は柔らかい布で優しく拭き、密閉できる容れ物で保管する
③傷つきやすいため、他の宝石等と分けて保管する

 

といった点に注意が必要です。

 

●赤珊瑚の買取について

 

近年、赤珊瑚の価値は急激に高まっています。
環境保護のための採取規制や、
元々需要の高いアジア圏での人気の上昇などから
天然の赤珊瑚の売却価格は上がり続けています。

 

赤珊瑚を手放すなら、今が最大のチャンスです。

 

●鑑定は専門の買取業者へ

 

赤珊瑚自体の査定基準は、 色・大きさ・付属品 の3点です。
色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、
赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

 

現在の一番人気は、「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。
ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

 

赤珊瑚の色や形のほかにケースや保証書、産地証明書などが
付属されていれば買取価格は大きく変わります。
日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので
赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、ぜひ産地をご確認ください。

 

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。
宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

 

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