●花モチーフについて

 

様々な所で咲き誇る花。モチーフになるとその魅力に
「幸せ」「愛情」「美」「喜び」を意味が加わります。
とくに赤い花は強い生命力をイメージさせるため、
幸運を象徴するとも言われています。
また、花には宇宙の神秘性につながり「地上の星」を表す
モチーフであるという謂れもあるようです。

 

花をはじめ、植物の生命力に人は常に魅力を感じてきました。
アクセサリーになってもそれは変わらず、私達に彩りを与えてくれます。

 

●様々な花モチーフ

 

バラ
花モチーフの代表とも言えるバラは
「情熱」「愛情」「純潔」「尊敬」
などといった意味を花の色別に持っています。

 

バラの色ごとに贈るのに適した人やシーンが異なり、
赤バラは恋人や家族に贈る花とされ、
白バラは父の日に贈る花であると言われています。

 


日本人と繋がりの深い桜の花には、
「純潔」「優雅な女性」「精神美」「淡白」「心の美しさ」
というメッセージが込められています。

 

春の日の短い間だけ花を咲かせ、瞬く間に散っていく桜の様子は
日本における生死観や侘び寂びの趣に通じるところがあり、
デザインなどの他に精神性にも影響を与えています。

 

プルメリア
プルメリアは「気品・情熱・恵まれた人・陽だまりのような人・熱心」の花言葉を持つ、
ハワイの人々に大変愛されている花です。

 

プルメリアには神が宿るともいわれていて、ハワイでは
”大切な人の幸せを願う”という意味があり身につけた人の
魅力を引き出す力があると言われています。
甘くやさしい香りをもつ人気の花です。

 

ハイビスカス
ハワイ州の州花にもなっているハイビスカスの花は、
鮮やかな色彩を持ち、神様へ捧げる花
とも考えられています。

 

現地では「幸せな未来」や 「信頼」、「希望」を象徴する
モチーフとして大切にされ、また花言葉の意味から
ウェディングジュエリーでも人気があり
結婚指輪などにもよく使われています。

●花モチーフの歴史

 

花をはじめとする植物をモチーフにした意匠の始まりは
唐草模様だと言われています。

 

その始まりは五千年前の古代エジプト、
太陽神に由来するロータス(蓮の花)が「再生の象徴」と
されていたため神殿などの装飾に彫り込む文様が作られました。
このロータスをモチーフにした文様に、唐草模様の原形を
見ることができます。

 

その後唐草模様の原型はエジプトから各地へと伝わるうちに発展を続け、
蓮だけでなくバラやダリア、ユリなどの様々な花の唐草模様が生まれてゆきました。

 

今日では唐草模様は世界各地で「永遠」や「無限」、
「母性」を象徴するものとされ
日本では晴れの日を飾る吉祥文様ともされています。

 

●花モチーフの赤珊瑚

 

赤珊瑚に花モチーフをあしらった装飾品は多く、
中でもバラが一番の人気です。

 

バラのほかにも着物に合わせた桜、梅、牡丹などのかんざし、
インディアンジュエリーでも赤珊瑚を組み合わせた
フラワーアクセサリーがあります。

 

これらの装飾品は赤珊瑚と他の素材を組み合わせて花を形作っており
花弁は金属などの他の素材で、実の部分に赤珊瑚を取り付けて
いるものが多いです。
花の可憐さを赤珊瑚の強い赤色が更に引き締め、
より印象強くしています。

●赤珊瑚について

 

赤珊瑚をはじめ宝石珊瑚は人の歯や大理石と同じ硬度で
加工しやすい反面、人の汗や体温に弱く加工技術のほかに
丁寧な扱いが求められることが大きな特徴です。

 

珊瑚に細工ができる職人は減少しつつあり、
赤珊瑚そのものも採取量が減ってきていることも
市場への流通量が少なくなっている原因でもあります。

 

この一方でアジア方面での需要は拡大を続けており
需要過多・供給過小の状況から赤珊瑚の市場価格は
留まるところを知らないまま上がり続けています。

 

こうした状況の中、注目されているのが中古品の赤珊瑚です。
数十年前に手に入れた赤珊瑚が、購入時には予想もつかなかった
高値で取引されたケースは、ここ数年で頻繁に発生しています。

 

もし箪笥の中で眠ったままの赤珊瑚をお持ちでしたら、
今一度その価値を鑑定してもらうことをおすすめします。

 

●赤珊瑚の鑑定は専門の買取業者へ

 

需要が急上昇している現在、赤珊瑚の売却を考えている方には
今が最大の売り時と言っても過言ではありません。

 

赤珊瑚自体の査定基準は 色・大きさ・付属品 の3点です。
色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、
赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

 

現在の一番人気は「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。
ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

 

赤珊瑚の色や形のほかにケースや保証書、産地証明書などが付属されていれば、
買取価格は大きく変わります。
日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので、
赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、ぜひ産地をご確認ください。

 

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

 

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

 

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