ストラップ

●ストラップについて

 

「紐」を意味するストラップは布や革で作られ、小物やカバンにつけるための
輪の形をしており紛失防止の手提げ紐の役割があります。

 

小物を持ちやすくするこのストラップには、しばしば飾り(チャーム、マスコット)
が付いており、現代ではストラップ本体よりもこの飾りを楽しむ需要の方が大きいです。

 

飾りはもともとお守りだったり、何らかの意味合いを持っていたものが多く、
世界各国のお土産として今でも見かけることができます。

●世界のお土産ストラップ

 

ウサギの足
足の早いウサギにあやかり、ウサギの足を持っていると
災いから逃げられるご利益があると言われています。
現在でもストラップやお守りとして売られてはいますが、
動物保護の観点から本物の足は使われていません。

 

ドリームキャッチャー
丸い木枠に網を張ったネイティブアメリカンのお守りです。
悪い夢を網で捕まえ、良い夢は枠から下がった羽飾りによって
頭の中に届けられるという謂れがあるそうです。

 

タッセル
タッセルは昔から高級品の装飾として家具や服飾、カーテン留めなど
様々な場所で使われてきました。
手軽に上品さや高級な印象を引き出せるため、
ここ数年の間でストラップやキーホルダーの定番になりつつあります。

 

ガムランボール
ドルイドベルやドリームボールとも呼ばれる銀細工の鈴です。
細やかな細工が引きつけてやまない 独特の音色は
リラックス効果があり、身につけていると願いが叶うと言われています。

 

ナザールボンジュウ
トルコに伝わるお守りで、現地ではお土産の定番となっています。
青いガラスにペイントされた丸の模様は目を表しており、
自分への視線や災難をナザールボンジュウが代わりに引き受けると言われています。

 

コルノー
動物の角を模したコルノーは、イタリア近辺で四つ葉のクローバーや
馬の蹄鉄に並ぶメジャーな幸運のお守りです。
人から貰うことでお守りの効果があらわれるため、親しい人に贈る
お土産に最適と思われます。

●日本のストラップ

 

ミニチュアのストラップ
日本のストラップには食品や動物、植物の小さな模型を
ストラップにしたものが沢山あります。
どのミニチュアも再現性が高く、日本のお土産として
海外からの観光客に高い人気があります。

 

折鶴(折紙)ストラップ
折紙の鶴を飾りにつけたストラップは手軽に作れ、
かつ日本の雰囲気を持ち帰ることのできるお土産として喜ばれています。
鶴の飾りはプラスチック製のものもあれば、折紙の鶴を加工したものもあります。

 

組紐
紐を組み合わせて作った飾りを用いたストラップは
オリエンタルな印象を強く与えます。
紐を革紐に変えたり、蜻蛉玉やビーズなどと組み合わせても
印象が変わり自分だけのオリジナルストラップを作ることもできます。

 

●赤珊瑚のストラップ

 

珊瑚のストラップは、さざれ珊瑚や小さな珊瑚玉を連結させたものや
原木の形を残して加工したものなどが多く見られます。
珊瑚玉と組紐や古金調のチェーンを合わせて和の風合いを
引き立てているものもあり、他の素材との組み合わせで
幅広いイメージのストラップとなります。

 

赤珊瑚にも縁起物やお守りとしての一面もありますが、
現在ではもっぱら装飾品としての人気が高いです。
発色の強い赤色は良い目印になり、
柔らかなオレンジやピンク色の珊瑚は優しい色合いで
どのような小物にも合わせやすいです。

 

●現在の赤珊瑚の人気

 

赤珊瑚を使ったアクセサリーや工芸品は素材の希少性と加工技術の難しさから
以前から高価格で取引されてきました。

 

昨今でも採取量の規制やアジア方面での需要の拡大から
新品の赤珊瑚はもちろん、ヴィンテージ物は更に価値が上がり続けています。

 

日本や中国のほかにヨーロッパでも赤珊瑚のジュエリーが人気だったこともあり
細工の見事なものや大きな赤珊瑚を使った高品質の宝飾品が多く作られています。

 

しかし、赤珊瑚のデリケートな性質上、現在もその価値を
保っているものはごく僅かです。

 

もし箪笥の中で眠ったままの赤珊瑚をお持ちでしたら
保存状態を見直すなどして大切に扱うことをおすすめします。

 

●赤珊瑚の鑑定は専門の買取業者へ

 

需要が急上昇している現在、赤珊瑚の売却を考えている方には
今が最大の売り時と言っても過言ではありません。

 

赤珊瑚自体の査定基準は 色・大きさ・付属品 の3点です。
色の基準は査定した時期の流行りに左右されるので、
赤珊瑚の購入した当時以上の評価額で買取してもらえた事例も沢山あります。

 

現在の一番人気は「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれる濃い赤色のもの。
ワインレッドや真紅色のような赤味が強いほど価値があがります。

 

赤珊瑚の色や形のほかにケースや保証書、産地証明書などが付属されていれば、
買取価格は大きく変わります。
日本産、とくに高知県産の赤珊瑚は一段と高く評価されますので、
赤珊瑚をご自宅で見つけた際は、ぜひ産地をご確認ください。

 

さくら鑑定では宝石珊瑚の買取に力を入れており、
とくに赤珊瑚の査定には高評価をいただいております。

 

宅配サービスを利用して全国各地からご依頼いただいた
宝石珊瑚を専門知識の豊富なスタッフが鑑定し、
適切な評価額をもって買い取らせていただきます。

 

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